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Posted by 京つう運営事務局 at

2012年12月14日

営業道と倫理



12月20日の京都市中央倫理法人会
第571回経営者モーニングセミナーは
有限会社L・ファイン 業務マネージャー
京都市中央倫理法人会 
森 下 真 匡 幹事
テーマは「営業道と倫理」




営業の世界に入り、ロケットスタートを切るも
3年目に社長と衝突。低迷期を迎えるが、復活。
そのキッカケとは。
現在の営業スタイル、経営にかける想い。
倫理「万人幸福の栞17ヶ条と営業道における接点。
  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 02:44セミナー・講演開催予告

2012年12月09日

執念の「あきらめたらあかん」

「何事によらず、志を立てて事を始めたら、
少少うまくいかないとか、失敗したというような
ことで簡単に諦めてしまってはいけないと思う。

一度や二度の失敗でくじけたり諦めるという
ような心弱いことでは、ほんとうに物事を成し遂げて
いくことはできない。

世の中は常に変化し、流動しているものである。
一度は失敗し、志を得なくても、それにめげず、
辛抱強く地道な努力を重ねていくうちに、周囲の
情勢が有利に転換して、新たな道が開けてくる
ということもあろう。

世に言う失敗の多くは、成功するまでに諦めて
しまうところに原因があるように思われる。
最後の最後まで諦めてはいけないのである。」


現パナソニックの創業者松下幸之助翁のお話です。

今のパナソニックはこんな松下幸之助翁の理念すら
捨てようかという議論まで出ているといわれてます。

その背景には、創業当時の環境と今の環境が違う
ということだでそうですが・・・・

本当でしょうか?

私、個人はそうとは思いません。
環境が違ってもその本質は普遍的であると思ってます。
つまり、環境が違うからと言って理念そのもののせいに
していること自体、あきらめそのものではないでしょうか。


成功するコツは成功するまで続けること。
もちろん、単に続けるのではなく、しっかりと現状把握と
目標までの成功の道筋をしっかりと分析し、覚悟して
意思決定をして突き進むことだと思います。


さて、そんな松下幸之助翁の言葉の世界からはかけ離れた
小さな世界での経験を一つ。

大学卒業してすぐに受験した公認会計士2次試験はさんざん
ボロボロの結果でした。しかし、合格するためには何を
すべきかが明確になっていました。

受験2年目はそんな道筋が明確でやることもはっきりして
いたので、おのずと集中力が高まっていました。
おそらく人生で最も勉強した1年だったでしょう。

1日12~14時間。遊んだ日は2日のみ。

もう、事実上、「ぷー太郎」(当時よく使われていた言葉)の
生活に地獄を感じていた受験生はこんな生活から脱却したい
という思いでした。

そんな気合の入った2度目の公認会計士2次試験。
初日にとんでもない衝撃的な現実が待っていました。

初日2つ目の科目、原価計算の問題で、初歩的な計算ミス。
しかも、一連の問題であったため、そのミス以降の問題は
全て不正解。

受験生の中では誰もができる科目ということで
正解であたりまえ、不正解で不合格・・・とまで言われた内容
でした。

今までならあきらめるところですが・・・・

もう、1日12~14時間の勉強やぷー太郎生活など2度と
できないと思えば、たとえ1科目がダメでもと自分に言い聞かせ
初日の試験終了直後から強い気持ちをもって、あきらめない
よう何度も何度も思い続けました。

地獄の生活を思い出すと本当に嫌でした。
心の奥底から地獄から脱却したいと思ってました。
本当にもう一度同じ生活をすることが恐ろしいと思ってました。

試験2日目。
昨日の失敗から気持ちを切り替え、絶対に合格するという
強い気持ちを心の底からもって臨みました。
試験の中では何も起こりませんでした。
それでも、「合格するぞ」という気合はしっかりと持っていました。
本当に地獄から脱したかったのです。


試験3日目。
試験最終日。

「絶対あきらめたらあかん」
この言葉だけが会場へ行く電車の中でずっと念仏のように
唱えていました。

そして、最終科目の商法。

出てきた問題は商法入門の最初の方で習うところでした。
ただし、試験問題としては出題される可能性はほとんど
ないとどんな受験生でも思っていた問題だったはずです。

最後の最後まで強い気持ちで臨んだ試験。
最後に奇跡が起こったのです。

商法の試験後に受験生から聞こえた言葉は
「埋没科目」

全体の出来が悪い科目は差が出てこないので合格に
影響しないというのが「埋没科目」なのです。

その言葉を聞いたときに
「初日の原価計算の挽回ができた!あきらめずに
強い気持ちをもってよかった」

地道に繰り返し基本をやっていたおかげで、その商法の
問題をほぼ完璧に解答することができたのでした。

試験最終日、帰りの電車では最終科目の手ごたえを
感じて、祈るような気持ちで帰りました。

「これで合格させてくれ」






あの時のあきらめなかった強い気持ちは今でも忘れることが
できません。

松下幸之助翁が意味するほどの大きなことではありませんが、
あきらめずに強く思うこと、ただひたすらに思うこと、
独立して4年たった今も心の支えになってます。  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 21:53会員の深いイイ話

2012年12月08日

すぐやることの大切さ



12月13日の京都市中央倫理法人会
第570回経営者モーニングセミナーは

株式会社 教育法人親学社 代表取締役
京都市倫理法人会 会長

鳥 居 実 様です

テーマは「すぐやることの大切さ」

  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 10:26セミナー・講演開催予告

2012年12月06日

魔法の言葉「おかげさま」がもつ不思議な力

今日の京都市中央倫理法人会第569回経営者
モーニングセミナーは社団法人倫理研究所 中西 浩 参与
のご講話でした。 テーマは「おかげさま」。



ここ数年、お考えになられていることのひとつに
「おかげさま」には不思議な力をもっているということ
についてお話しして下さりました。

人間は「できた」「わかった」と思った瞬間がピークで
あり、あとは落ちていくものなのですが、そんな落ちて
いくことに歯止めをかける言葉が

「おかげさま」

なのです。なので、意識して使うことでその力を
発揮することができるということなのです。



これは人間だけでなく、組織でも当てはまると思います。
中西参与も会社経営でのお話しをしてくださりましたが
私もいろんな会社を見てきて、組織の成長が止まり
おちていくところを何度も見てきてます。

私の場合はそれを「ラクをする」といってきました。
「ラクをする」とは「落をする」ことを言います。
成長していく時は目標を目指して自らの能力を
フルに駆使し、時には自らが認識している能力以上の
力を発揮することもあるのですが、一度目標を
達すると、組織に参画しているメンバーは「ラク」を
していくのです。

次の目標がない限り、組織は落ちていきます。
達成した目標が最高の状態だからです。
そのできあがった状態では能力に課すストレスが
ないので「ラク」になるのです。

普段使われる「楽をする」には必ずストレスがかかってます。
スポーツを楽しむのもある程度のレベルにならないと
楽しくありません。つまり練習をして能力にストレスを
課すのです。だからそれなりのレベルでするから楽しいのです。

つまり、本当の「ラクをする」のは目標があり、それにむかって
自らの能力にストレスをかけることだと思うのです。



あっ、語りすぎました。
中西参与の話に戻ります。


今あるのは決して自らの力ではないこと、たくさんの方々の
ご支援があってのこと、みんなの力があって自分があると
いうことを常に思っておく必要があります。

また、自分はやっているつもり、頑張っているつもりという
いわゆる自己満足もよく経営者で見受けられます。

常々、謙虚であり、褒められても常に戒めを持っておく
必要があるのです。その時に自身の気持ちに歯止めを
効かせてくれるのが
「おかげさま」

意図的に使うことを心がけてみてください。
きっと何かが変わるかも・・・・  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 12:42モーニングセミナー

2012年12月01日

ご縁に感謝


株式会社エイジアングリーン~第1回
 (第1回の記事は  こちら )


~倫理法人会入会の経緯を教えてください~  

もともとうちのインド人の在留許可の手続きを手掛けていた
行政書士の北舎先生が入ってらっしゃるということで、
「ぜひ、入ってくれ」っということで入ったということですね。


当時は1,2回仕事としてはしていたのですが、お人柄が
誠実な方で信じるに足る方だろうということで、最初に行った
倫理経営講演会、正直若干胡散臭いかな(笑) と思ったの
ですが、モーニングセミナー行った時にあとの朝食会の時に
すごくフランクにいろんなお話しをさせていただいて違う業種
の方と接するというのがオープンして間もないので刺激にな
りましたし、今後続けていけたらいいなというのが動機の一つ
ですね。



~入会当時、お仕事でいろいろ悩んでおられたそうですね~


たまたまスペインで出会った日本人の男の子がいたんですけど
意気投合で彼と将来一緒に仕事しようといってスペインで別れ
たんですね。その子が何年後かにソムリエになって東京で働い
てたんですよ。インド料理屋にソムリエがいるのも珍しくて話題
になるであろうと思って呼んできたんですよ。

しばらくは一緒に働いてたんですよでも、思いの違いがあって
お店をやめていただくことになりました。僕の中では思い入れの
あったスペインで出会った仲間を切るのが心が苦しかったんで
すけど・・・・

そのころに倫理法人会に誘っていただいてモーニングセミナーで
「得るは捨つるにある」ですよ!ほんまに大事なことを優先したい
のであれば、それ以外のことは切らなあかん、それが一時的に
身の痛みを感じても、心の痛みを感じても、本当に大事なのは
子どもさんでもお年寄りでも誰でも来れて言葉がなくてコーヒー
1杯でも元気になれる場所を作りたいということであってね。

そのためにやってをるのに一人の友人のご縁のために店を
めちゃめちゃにするわけにはいかんというのでやめてもらって、
そこから売上が急激に良くなってきました。



~思い入れのあるスペインとはどういうことですか?~


学生時代にはボランティアサークルを自分で作ってやってたん
ですんね。大学卒業する時に介護の職につきなさいとボランティア
先のみんな言うてるにもかかわらず、つぶしがきくから一般企業に
入ったんです。

介護ボランティアではいろんな子供さんと出会い肢体不自由の子供
さんたちばかりで、僕らよりも間違いなく寿命が短い子供たちやった
んです。みんなが介護職になったらええと言うのを振り払って、自分
のだけでつぶしがきく一般企業に入ったんです。

一般企業に入ってそれはよかったんです。営業でいっぱい売ったり
してたんですけど、2年くらいして、介護ボランティア時代に出会った
子供さんが亡くならはったんです。忙しいってことを理由にしてお葬
式にも出なかったんです。

それがすごく後ろめたくて、何かのきっかけで京都に戻った時にお線
香でも上げさせてほしいと言って親御さん所に行ったんです。普通
やったらあれだけ世話してたのに葬式にも来ないでって
「来んとって」

といわれるかなと思って、行ったんですけどその親御さんが
「ようきてくれた、あんたに会えてこの子はほんまによかった」
という風に言ってくれはって・・・

その時に、サラリーマンしてたらあかんわってガツンときて、 何して
いるんやろ、何のために仕事しているンやろと考えになって、ようやく
そこで仕事を考えるようになったんです。

たまたま、その親御さんの家庭がキリスト教だったので、その子供
さんのお骨、のどぼとけをお預かりしてスペインに行ってキリスト教
の三大聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへお骨を
持っていったら生まれ変わることができるという伝説があって
それを信じて行ったんです。

その道すがら山奥で吹雪になって遭難しかけた時に山の上に
コーヒー屋が一軒あって、そこのコーヒー屋のおやじがスペイン語も
しゃべらなかった僕にウインクして何も言わずにコーヒーを出して
くれたんです。

めちゃかっこいいなと思って、僕は何も考えず表面的なことばかり
考えていたにもかかわらず言葉なくても場所だけでその人を豊か
にするコトができるんやという衝撃を受けてスペイン料理をしようと
思ったんですよ。

そんな時にスペインで(お店をやめてもらった)彼に出会ったんですよ。





~倫理法人会で得た気づき・学びがありましたか?~

ご縁ですね。ご縁に対しての感謝というのは強く気づいたですね。
北舎先生と会って、倫理法人会ではないですが税理士の先生を
紹介して頂いて、うちの税理士さんになっていただいたんですけども
北舎先生と出会ってなければそもそもそんな出会いはないと思って
ますし、同じ世代の人たちがそれぞれの課題もって前向きに行動
されていることが強い刺激になりますね。


先輩方にたいしては腹の据わりようが半端でないですね。
事業を始めて2年そこそこですが、いろいろ迷ったりするんです。
でも、先輩とかに「これはそうするんやで」とか言うてもらえると心に
響きますよ。親とか従業員の言葉ってなかなか自然に受け入れる
ことができないですけど、単純ですけど
「朗らかにしましょう」とか
「明るくしましょう」
「感謝を伝えましょう」とか
「奥さんを大切にしましょう」

一つ一つの感謝を考えることによっていろんなことがスムーズに
なりますよね。特にうちは異宗教でお客様商売で人に対する
固定観念とか邪魔になったりするんですよ。
それが倫理の考え方で固定観念を持ってかかったらあかんよ
とかね、非常に役に立ってます。


あとは朝型になったことが一番よかったですね。
前は11時~14時と17時~26時(週末)までやってましたが、
今は22時でピシッとやめてます。それでも売上が上がってます
一時期、営業時間を短くして売上が落ちたんですよ。

それでも、いろんな細かいことをどんどん捨てていったら割に
きれいに店が回るようになって「得るは捨つるにある」は
ほんまですわ。





~倫理法人会の魅力を教えてください~

全国的なネットワークじゃないですか
よその地域のモーニングセミナーへ行ったことはないですが
聞く話によると行っても大歓迎されるし、同じ基礎を持った
仲間がいるというのはやっぱり大きいですね。
帰属の願望ってありますよね、居場所なのだと思いますね



【京都の魅力については 第3回へ つづく】


株式会社エイジアングリーン
創作インド料理 ダルマサラ
http://dal-masala.com/
京都市右京区太秦堀ケ内町30-47
TEL : 075-354-6992  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 18:12会員企業紹介

2012年11月29日

おかげさま



12月6日の京都市中央倫理法人会
第569回経営者モーニングセミナーは
社団法人倫理研究所 参与 中西 浩 様です

テーマは「おかげさま」

  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 18:14セミナー・講演開催予告

2012年11月28日

「求める人財が我が社に働きに来てくれる方法」

12月12日の京都市中央倫理法人会
特別ナイトミニセミナーは




Re-Creation~企業再創造 公認会計士 梅原会計事務所
「おむすびマッチング」 ビジネスチャンス研究所
公認会計士 梅原克彦 
テーマは
中小企業のための「求める人財が我が社に働きに来てくれる方法」
~従業員の働きも最上の喜び~

企業において最も重要な経営資源は「ヒト」です。
中小企業にとってその「ヒト=人財」を確保する
ことは難しい状況にあります。

そんな状況の中で、人財を確保するのではなく、
「求める人財が働きに来てくれる」ための方法を
ご紹介いたします。

14年間勤務した大手法人で13年採用活動・面接を
行った経験とベンチャー企業から上場企業まで500社
以上の様々な企業を見てきて培ったノウハウの一部を
事例を交えてお伝えします。


日時:2012年12月12日(水)18:30~20:00
会場:株式会社京応保険設計 会議室

費用:無料
セミナー終了後懇親会開催(会費4000円程度)
定員:12名

どなた様も参加できます!
お申し込みは 京都市中央倫理法人会 
FAX 075-551-1531  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 18:23セミナー・講演開催予告

2012年11月22日

背中を見せる

11月22日の京都市中央倫理法人会 第567回
経営者モーニングセミナーは




株式会社ティー・シー・エス 代表取締役
神奈川県倫理法人会 幹事長
社団法人倫理研究所 法人レクチャラー
川内美喜男さんでした。



テーマは「朝に活路あり」
倫理法人会に自ら進んで入会した理由は「朝礼」を
やりたい一心からでした。

その朝礼を実践するまでに自らを変えることから始め
朝礼を始めるところにたどり着いた時の従業員からの抵抗
朝礼から生み出された従業員の感動などを
時折ユーモアを織り込みながら、楽しくも学び多いお話を
していただきました。

平成14年入会し、1年後の平成15年に朝礼を開始された
のですが、その間は朝8時半、9時にしか会社へ行かなかった
川内さんが朝一番で会社へ行ってトイレ掃除をして、従業員
を迎えるという環境づくりを行われました。

しかし、そんな環境づくりを始めるも、介護や看護のハードな
仕事をされている従業員さんにとっては朝礼のために早朝に
一堂が会するということがよりハードな状況を生むということに
かなりの抵抗があったようです。

時には優秀な看護師が会社を辞めると言いだすようなことも
ありました。それでも会社として目的を達成させるためには
川内さんはたとえ優秀であっても辞めてもらうという決断を
されたこともあります。



朝礼に使用する「職場の教養」をなかなかすんなり読めない
看護師は朝礼でなかなかうまく読めないプレッシャーから
会社を辞めたいと悩んでいたのですが、川内さんに相談
した結果、あらかじめ練習して、朝礼にのぞみ、詰まることなく
読むことができ、その瞬間、仲間から拍手喝さい、感動の渦
の朝礼となったこともあったそうです。

介護や看護の現場では、生死ギリギリのところで仕事をしており
目先に追われて希望をみてない現場という状況についつい
なちがちです。

そんな中、会社の中でどうやって意識付けして、誇りを持たせて
将来に対しての夢を与えるか、どういう伝え方をするのかという
のが川内さんの仕事であるとおっしゃられてました。


川内さんの答えは

自分の背中を見せる   ことではないかということでした。



簡単に背中を見せると言っても、持続した実践を通じて
見せていくことはなかなか簡単にはできないと思います。
それでも朝礼をやるために朝早くに会社へ行き、トイレ
掃除を1年続けてこられた川内さんの言葉には重みが
ありました。

  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 23:47モーニングセミナー

2012年11月20日

3時間のモーニングセミナー!?

先週の京都市中央倫理法人会第566回経営者
モーニングセミナーの高野睦子さんの講話のつづき
です。

「職場の教養」を会社の朝礼で使うのみで、
モーニングセミナーには全く興味を示さなかった
高野さんが倫理法人会の役を引き受けることに
なり、立場上、朝のモーニングセミナーに参加
することとなりました。

7年間モーニングセミナーに参加していなかった
高野さん、目からうろこがぼろぼろとこぼれ
おちたそうです。



それは、モーニングセミナーの講話が倫理の実践を
した方の体験談ばかりだったからです。

こんなに身近に倫理の実践をされ、生の声が聞ける
ということにこれまで参加していなかったことに後悔
されたそうです。

そして、その後、高野さんは友達を誘い、モーニング
セミナーへ連れていくようになりました。

高野さんが友達を車で迎えに行き、朝起こして
片道1時間、モーニングセミナーの会場まで送るように
なったのです。

そして、1時間の講話を聴き、また1時間かけて戻って
くるのでした。そんな繰り返しをしているうちに友人たち
は実験をやりだしたそうです。

離婚寸前の旦那さんやお姑との不仲の人や病気の人が
いたり、そんな個別に悩みや不安ごとを抱えた方たちが
実験によってどんどんいい方向へ変わっていったのでした。

そして、そんな倫理体験をモーニングセミナーの会場へ行く
行きの車の中で1時間、体験談が発表されるようになった
のでした。

さらにエスカレートしていく車中モーニングセミナーは帰りの
1時間も倫理体験の発表の場となり、ついには車が1台が
2台となり、乗る車も交代でいろいろなお友達の倫理体験談
が車の中で繰り広げられるようになったそうです。

まさに、3時間のモーニングセミナー状態。倫理体験の
スパイラル状態となっていったそうです。

「倫理は実践」と自らの体験からおっしゃった高野さんの言葉の
裏にある背景とはまさにこのことだったのだと思います。



  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 12:01モーニングセミナー

2012年11月19日

豊かさの架け橋になる



株式会社エイジアングリーン~第1回


~事業内容をお教えください~

太秦の大映通り商店街の中で創作インド料理「ダル・マサラ」
を営業してます。

 


~会社名エイジアングリーンとお店の名前が違いますね~

もともと違う仕事をしていたのですが、義父がインドで学校を
作っていることもあって、学校の給食費を払えるようなシステム
を作りたいという思いから作り始めたのがきっかけです

子供たちに対して接しているお仕事の中で、その子供たちが
社会に出て、アジアとして緑が育つかのように芽を出して人と
出会って、実を結ぶように育てていきたいなという思いがあり
エイジアングリーンという名前にしました。

それに伴って1店目のお店の名前もダル・マサラ、お豆
という意味なんですけども、2店目、3店目とかはキ・マサラ、
ミ・マサラとかそういう名前にしたいなと思ってます。

エイジアンはアジアンのオリジナルの音に近い形ということで
エイジアンとしました。今はこのお店だけですが、今後はアジ
ア系のお料理を出していきたいなとも思ってます。

名前がエイジアングリーンなのであと旅行業への展開とかゲス
トハウスの経営とか今後やっていきたいなと思ってます。


(代表取締役 粟山 智也さん)


~経営理念の「豊かさの架け橋となる」はどのような思いから?~

「豊かさ」って漠然とした概念なんですけど「豊かになった
豊かになった」って言って、結構社会的な問題が起こって
ますよね。

実際インドに行った時にですね、正直、貧しいんですよ。
貧しいんですけど、うつ病もないし、不登校もない、社会病
みたいなものがないんです。自殺もさほどないし、それは
なぜかと言うと「生きてる」ということに一生懸命というのが
一つあるんですけれども単純に物質的な豊かさではなくて
心の豊かさがあるからではないかと思うんです。

僕らが飲食業として、本当に過ごしててよかったな、この人
がいてよかったなとかおいしいもん食べれて良かったなとか
そういった気持の豊かさというのをお届けしていきたいな、
ひいては社会的な病を改善する立場になっていきたいな
という思いから豊かさの架け橋になるという思いから理念と
しました。

ただ、豊かさと言うのは人それぞれ捉え方があるので、こち
らが押し売りするものではないと思うんですね。最終的に私
たちは場所を提供してお客様自身が豊かさを見つけていた
だければなというスタンスでお店をさせていただいてます。



【倫理法人会との出会いは 第2回へ つづく】


株式会社エイジアングリーン
創作インド料理 ダルマサラ
http://dal-masala.com/
京都市右京区太秦堀ケ内町30-47
TEL : 075-354-6992  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 01:36会員企業紹介

2012年11月18日

得るは捨つるにあり、たとえ心が痛んでも

先日、京都市中央倫理法人会幹事であり
株式会社エイジアングリーン代表取締役の粟山 智也さん
のところへ会社訪問の取材へ行ってまいりました。

その様子は、後日、ブログでアップします。

さて、その取材の中で、倫理法人会と出会って早々に
経験した深イイ話を紹介します。

粟山さんは大学卒業後サラリーマンをした後に
独立して今のインド料理店を開業することになったのですが
その開業当初にはスペイン人のソムリエがいました。

彼との出会いは粟山さんにとっては思い出深いスペインの
旅がきっかけでスペインで「将来一緒に仕事しよう」と
誓い合った仲だったのです。

そののち、東京で再会し、京都のお店に連れてきたのでした。
スペインで誓い合ったことが実現したのですが、しばらくすると
粟山さんのお店への思いとソムリエの彼の思いの間に
ギャップが生まれ出したのでした。

粟山さんにとってはスペインで出会った縁でつながった親友とも
いえる存在であったにもかかわらず、彼との思いの相違や
お店での彼の言動に思い悩まされ、苦悩する日々が続きました。

しかし、粟山さんは決断しました。

本当に大事なことを優先したいのであれば、それ以外のことは
切らなあかん、それが一時的に身の痛みを感じても、心の痛みを
感じても・・・

粟山さんのお店出店の思いとは子どもさんでもお年寄りでも
誰でも来れて言葉がなくてコーヒー1杯でも元気になれる場所を
作りたいということでした。(その背景は後日紹介します)

粟山さんはその思いを優先させるべく、スペインで出会った
親友とも言えるスペイン人の彼をお店から去ってもらうよう
決断したのでした。

心の痛みは残ります。ちょうどそのころに倫理法人会を紹介
されたのですが、モーニングセミナーで見た言葉が

「得るは捨つるにあり  捨我得全」

太秦にあるインド料理店「ダル・マサラ」はその後
売上が伸び出したのでした。


スペインへの旅から倫理法人会入会のきっかけは
後日、このブログの会員企業紹介で紹介します  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 00:44会員の深いイイ話

2012年11月17日

朝に活路あり


11月22日の京都市中央倫理法人会
第567回経営者モーニングセミナーは

株式会社ティー・シー・エス 代表取締役
神奈川県倫理法人会 幹事長

社団法人倫理研究所 法人レクチャラー
川内美喜男さんです。




テーマは
「朝に活路あり」

倫理法人会に自ら進んで入会した理由は
「朝礼」をやりたい一心からでした。
それから今日まで会社で「朝礼」を取り組んで
おりますが、朝の大切さを知り、夜型から朝型
へと私自身が変わったことにより、会社や家庭が
変わりました。

朝礼を導入したことにより会社を去った方もいましたが、
今は「朝活」と若い方も変わりつつあります。
「朝を制する者は一日を制する」の教えを倫理法人会
で学び、実践した結果や体験をお話しさせていただきます。




ぜひ皆様のご参加をお待ちしております!  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 01:16セミナー・講演開催予告

2012年11月16日

夫婦仲良く幸せになる方法

昨日の京都市中央倫理法人会第566回経営者
モーニングセミナーは
株式会社貸衣装タカラ 代表取締役
株式会社英國堂 代表取締役
社団法人倫理研究所 法人スーパーバイザー
高野睦子さんの講話でした。



テーマは「念ずれば花ひらく」・・・・でしたが、
個人的には「倫理は実践」というテーマではないか
というくらいに倫理とは何かを知ることができた学び
多き時間となりました。

お母様の関係で天理教と出会い、そこから後のご主人
となる方と出会い、夫婦で事業を始めることとなったお話から
突然のご主人の交通事故での死の以降、事業での
ご苦労から倫理法人会との出会いなど、本当にたくさんの
出来事と高野さん自身が得た学びについてお話してください
ました。



高野さんがお仕事がら、お客様にはこれから結婚される方が
多くおられるのですが、過去のご自身の経験から、夫婦仲良く
長続きして、幸せになる方法を伝授されることがあります。

ご主人が独立し、夫婦で事業を始められたころの話です。
毎日ずっと一緒にいていると、ご主人は奥様である高野さんに
「おーい、あれもってこい」
「これもってこい」
といった自分でできる事まで執拗に言いつけていたのでした。

もちろん、そんな日が毎日続くと高野さんもうんざりしていくわけ
ですが、ある日、実験をしてみようと始めたのです。
それが『「はい」の実践』です。

初めは
「ん?また、私に頼むんだわ」というようなことでも、テンション
低く「はい」と自分の気持ちを抑えて実践されました。

そんな日々を繰り返していくうちに最初は反抗の気持ちの
入った「はい」もだんだん前向きな「はい」に変わっていき、
ニコニコしながら元気な声で「はい」と言うことでどうなるかを
実践した結果、昔のラブラブの状態に戻り、家の中の状態も
明るく変わっていったそうです。

そんなご主人とのラブラブな関係も突然の事故により、旦那さんが
お亡くなりになられました。家族と事業を残して、高野さんは
お手伝いしてきたとはいえ、経営のことは何も分からず、
苦労を背負う日々が始まったのです。



そんな時に倫理法人会が発行している「職場の教養」を
手にすることになりました。

それを会社で読み、従業員に感想を述べさせたのです。
「職場の教養」を読みだして半年くらいになると、会社が
まとまりだし、変化が生まれ出したのでした。

その後、倫理法人会との縁が生まれ、入会されることに
なったのですが、モーニングセミナーに出席されることは
なく、「職場の教養」を会社で活用するにとどまっていました。

そして、役職を引き受け、モーニングセミナーに参加し出した
高野さんは・・・・目からうろこがこぼれ出すような経験をされた
のです。

モーニングセミナーの講話は倫理の実践によって体験された
素晴らしいお話ばかりだったのです。「職場の教養」だけでなく
生の声での倫理体験のお話が高野さんにとっては気づき、学び
の宝庫だったのです。

あまりにも長い文になりそうなので、今日はここまで。
倫理の実践によって巻き起こったとてつもない状況のお話が
残ってますが、これは次回に続くということで・・・・  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 20:39モーニングセミナー

2012年11月15日

福岡からの参加者

今朝の京都市中央倫理法人会第566回モーニングセミナーは
福岡から参加して下さった方がおられました。


新宮秀也様
京都に本社があるインフィニティという会社の方なのですが
日本の社長.tvというインターネットテレビの
運営会社である福岡の株式会社ディーノシステムのパートナー
会社ということでディーノシステムの社員として参加されました。


そして、

田崎志織様(「崎」は「大」ではなく「立」)

福岡の株式会社ディーノシステムの方です。今回は取材で
京都にお越しになられたようですが、日本の社長さんを取材
していく中で、出張先の倫理法人会のモーニングセミナーへ
必ず参加するようにという教えをいただき、実践されている
のです。

新宮様はモーニングセミナーには初めての参加ですが、田崎様は
何度か参加されており、全国各地の倫理法人会モーニングセミナー
に参加されていると良いことがたくさんあるとおっしゃっておられました。

お二方とも倫理法人会の会員ではありませんが、ぜひ、この機会に
会社へおススメしていただいて入会していただければと願っております。

倫理法人会のモーニングセミナーは全国各地で開催されてますので、
出張先からでも同じ会員であれば歓迎されますし、いい学びの機会と
なります。

ちなみに京都の社長.tvは こちら です。

倫理法人会の会員からも、もっとたくさん出演されること・・・願ってます(笑)
  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 20:31モーニングセミナー

2012年11月11日

ゼロからイチになる大変さとムーブメント

倫理法人会のモーニングセミナーでは講話の前に
会員スピーチというのがあります。

先日の京都市中央倫理法人会第565回経営者
モーニングセミナーでは原田 良子さんが会員スピーチ
として登壇されました。

そのお話で深イイ話がありましたので、ここで紹介
します。

倫理法人会の創設者である丸山敏雄先生が師として
仰いだ広島高等師範学校の西晋一郎先生を同じく
師として仰いだひとりに蓮沼門三という方がおられました。

彼はのちの社会教育団体SYD(公益財団法人修養団)の
創設者であり、日本の社会教育活動の基礎を築いたと
される人物でもあります。

この運動がはじまったきっかけとも言える大学時代の
寮に入っておられたときのお話です。

当時の掃除は女子とかお手伝いがするようなものだという
風潮がありました。そんな自分の住んでいる寮とか、学校が
汚くてそれに心を痛めておられた蓮沼氏は自ら掃除を一人
で始められました。

当時のバンカラといった風潮の中では男が掃除をしてても
周りからは冷ややかな目で見られて自分が掃除をした後でも
そこを踏んでいくようなありさまでした。

それでも蓮沼氏は何カ月も掃除をされました。

冬のある日、バケツでぞうきんを絞っているときに
あかぎれでバケツの水が血で真っ赤っかになっていました。

それをたまたま通りかかって見た級友はバケツをみて
びっくりしました。バケツの中の水は血で真っ赤っかに
なってたのでした。

ちょうどそこへ蓮沼氏が戻ってきました。
級友は蓮沼氏に駆け寄って、

「君が掃除をしていたことは知っていた。
実は心を動かされていた。
でも、僕は勇気を出して一緒にやろうと言えなかった
そんな勇気のない自分を許してほしい」

ひざまついていったそうです。

その後、その級友は蓮沼氏ともにぞうきんがけ
をするようになりました。

これが社会教育活動の始まりといわれているのですが、
原田さんは何カ月もかかってゼロから1になるところが
すごく1から千になることは簡単でも、ゼロから1になる
ことは本当に大変であると会員スピーチでおっしゃられていました。


原田さんはこの級友をフォロワーという言葉で表現されて
いたのですが、一つの大きな運動、流れをつくるためには
リーダーシップだけでは困難であると昨今言われ、

フォロワーシップの重要性について注目されるように
なりました。

そんなフォロワーシップをクローズアップさせたのが
この動画です



今から2年前になりますが、鳩山元首相が裸踊りと
つぶやいたといわれるこの動画、実は爆笑してしまいますが
本当にゼロから1にする過程、さらには1から1000になって
行く過程をわかりやすく端的に映してあります。

この動画には社会運動だけでなく、ビジネスとしても
重要なエッセンスが含まれていることに気づきました。

そんな内容は・・・いずれどこかで。  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 18:20会員の深いイイ話

2012年11月10日

念ずれば花ひらく




11月15日の京都市中央倫理法人会
第566回経営者モーニングセミナーは





株式会社貸衣装タカラ 代表取締役
株式会社英國堂 代表取締役
社団法人倫理研究所 法人スーパーバイザー
高 野 睦 子さんです。

テーマは
「念ずれば花ひらく」

ご主人とともに起業するものの、社長であった
ご主人を突然の事故で亡くし、急遽社長となる。
しかし、その悲しみの最中にも関わらず遭遇した
苦難の数々。

自分の我を通す事に必死になるのではなく、素直
な気持ちで事にあたることで開かれた先にあるものは・・・・・・
感動と勇気と学びが得られるご講話です!


ぜひ皆様のご参加をお待ちしております!
  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 16:30セミナー・講演開催予告

2012年11月10日

介護の仕事は私の天職




11月21日の京都市中央倫理法人会
経営者の集いは



株式会社ティー・シー・エス 代表取締役
神奈川県倫理法人会 幹事長
川内美喜男氏

テーマ「介護の仕事は私の天職」

家庭で介護の重大さと大変さに直に触れたことが
きっかけで見つけた「訪問入浴」という仕事。
現在「老々介護」「認知症の認認介護」が増えている
状況の中でその需要に合わせて訪問系、通所介護
施設・老人ホーム等を運営中。まだまだ奥が深く、
この仕事に惚れている川内美喜男氏の介護への思い
についてお話ししていただきます。


日時:2012年11月21日(水)18:30~19:30
会場:株式会社京応保険設計 会議室
   地下鉄 烏丸線・東西線 烏丸御池駅下車 
   6番出口を出て烏丸通を南へスターバックスのビル2F
   (ビルの入口は三条通側西へ行ったところにあります)

費用:無料
    セミナー終了後懇親会開催(会費4000円程度)

定員は12名となってます。

どなた様も参加できます!
お申し込みは 京都市中央倫理法人会 
FAX 075-551-1531  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 01:08セミナー・講演開催予告

2012年11月09日

我がいっちょかみ人生〜なぜ今の私があるのか〜


昨日の京都市中央倫理法人会第565回経営者
モーニングセミナーは東洋音響株式会社
代表取締役、京都市中央倫理法人会
窪添唯洋幹事の講話でした。



テーマは「我がいっちょかみ人生〜なぜ今の私が
あるのか〜」。


いっちょかみとは
「何にでも口を挟みたがる人、無理に参加して
こようとする人、また その行為自体 をあらわす
大阪弁。
積極的な姿勢は認めるが、あまりいい意味で
使 われることはない。どちらかと言えば悪口」

という意味だそうですが、そんないっちょかみ人生
の影響を受けたのはお父さんだったそうです。



中学の部活動を選ぶときは野球やサッカーといった
人気クラブがあったにもかかわらず、
「卓球やったら雨降っても年中できるぞ」というお父さんの
言葉にビビッときて、その後、高校までされたそうです。

また、大学進学では
「理系の勉強は若いうちしかできひん。だけど文系の
勉強はいつでもできるぞ」というおとうさんの進言に
理系を目指されましたが、不合格となり、一浪して
文系の学部に入学されたそうです。

そんな影響を受けながらも、そののちの人生の
行動の基準を形成したのが就職活動でした。

卒業単位を残しながらも、一生懸命に就職活動を
されたのは、一生に一度しかない「活動」であると
思われていたからだそうです。

1件の用事である面接で大阪へ行く時でも、空き時間を
利用して会社説明会の問い合わせをし、そこから
参加したり、さらには飛び込みでいわゆる大手企業への
面接の申込を行うなどされてました。



その結果、大企業へ入社されることになりましたが、
最初は担当先にいじめられたり、先輩の引き継いだ先で
先輩と比較されたりと苦労をされました。

しかし、最初の担当者となる新規開拓ではそういうことが
なかったため、窪添さんは新規開拓を一生懸命される
ようになりました。

その結果、同期でトップの成績を収めることになったのです。
そんな達成の背景には商品を買ってもらうのではなく、
自分を買ってもらうという営業のポリシーがあったのです。

そのポリシーは
「笑かしてなんぼや」

自分の生きてきた中で、たとえ裏目に出ても、誤解されたとしても
嫌われたとしても「人と違った自分でいたい」という
強い信念があるのでした。

心に残る人間になりたかったから実践されているのです。

一期一会

人のやりたがらないこと、苦手にしていることが得意であると
言われる窪添さん。

会費の徴収や会の出席の要請は得意のようで、一つの経験則を
持っておられるようです。

出欠返信ではすぐに出席でも欠席でもすぐに返信される方は
便利だし、ありがたいのですが、親しくならないそうです。

親しくなっていくのは、出欠返信で△で返信する人や
優柔不断や返信がなかなか返ってこない人とは親しくなっていく
そうです。

苦難福門

出会いに感謝して、人がやりたがらないことや
どうでもいいことにをこだわってやってしまう変わった人間と
ご自身を評する窪添さん、いやいや独自の目線でバッサリ斬って
くださるところは大いに学ぶべきところがあります。
気づきをいただいてます!

窪添さんのお力をたくさん借りる1年となる予感がひしひしと
する講話でした。  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 19:27モーニングセミナー

2012年11月05日

我が、いっちょかみ人生



11月5日の京都市中央倫理法人会
第565回経営者モーニングセミナーは





東洋音響株式会社 代表取締役 京都市中央倫理法人会 幹事  窪 添 唯 洋さんです。

テーマは
「我が、いっちょかみ人生~なぜ今の私があるのか~」です。
ぜひ皆様のご参加をお待ちしております!

  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 18:29セミナー・講演開催予告

2012年10月28日

現状を脱却し会社を変える方法


先日、雑誌PRESIDENTでおなじみのプレジデント社の藤原昭広
元編集長(株式会社プレジデント社取締役)の講演を聞く機会が
ありました。

藤原さんと言えば、編集長時代にプレジデント誌の発行を月1回
から2回へ変更し、誌面の大幅な刷新をはかられるなど、
廃刊が相次ぎ、雑誌の売り上げが軒並み落ち込むなかで、毎年
10数%以上の伸びを確保し続けるメディアへと生まれ変わらせ、
看板誌であるプレジデント誌をコアとする事業の改革を成し遂げた
方です。

そんな事業の改革のプロセスの真相を「活路を拓く「知恵の出し方」
というテーマでお話しして下さいました。

内容の全てをぶちまけるわけにはいきませんが、事業の変革、
あるいは経営者やリーダーがイノベーションを起こすいくつかの
要因について、一部書いてみたいと思います。
(なお、藤原さんより許可はいただいてます)

これからの時代は「情報」を「知恵」に変え、「行動」にかえることが
ポイントになるのですが、その変革を妨げるのが
慣性・・・私はむしろ惰性と言いきってますが・・・と手段が目的化
することだそうです。

そこでまずは目的を再定義、設定を行わなければならないのです。
そのうえで、経営者の覚悟としては過去のしがらみを捨てきることが
できるかということです。

いわゆる「過去の成功体験」に執着しているところからの脱却です。
変化を嫌いがちな日本人ですが、特に高度経済成長時代やバブル
を経験してきた経営者によくみられることだと私も思ってます。

そんな経験など(講演内容を省略しますが)も、経営者や管理者一人で
実現できるものではありません。再設定した目的の実現に向け
ひたすら小さな成功体験を部下とともに共有し、部下との対話を続けて
いくことで少しずつ変わっていくのです。

そんな変革の瞬間が藤原さんにありました。
編集長時代に決算書とにらめっこしながら思いついたのはプレジデント
の発行を1回から2回にすることで固定費(特に人件費)は半分になると
の発想から始まり、その実現に向け、動き出したのですが、ぶち当たった
壁が外注先の選定でした。

これまでの長い付き合いでずっと1社の外注先で進められてきた雑誌
プレジデントだったのですが、これを相見積もりを取ることを藤原さんは
決断したのです。

その結果、別の1社から出てきた見積もりは・・・
元々の外注先が提示している額の半分でした。普通なら即、外注先変更
となるでしょう。

しかし、この業界で生きる編集者にとってある外注に関し、取引先をかえる
ということはとてつもないしがらみからの脱却ともいえるものでした。
さらにそれに加え、当時の社長のご子息がその外注先へお勤めされていた
現実もあったのです。

編集長である藤原さんは社長へ直談判。
その結果、その外注に関しては別の外注先に決定したのでした。

社長への直談判の内容も説得力あるものでしたが(すいませんここでは
伏せさせていただきます)、この後、変革の力が大きく動いたのです。

組織には2-6-2の法則があるといわれてます。その法則はプレジデント社にも
当てはまっていました。
それは

2:藤原編集長の変革についていく人
6:とりあえず様子を見ている人
2:藤原編集長の変革に否定的な人

この外注先変更を実行したのち、6に相当する人たちが変革の動きに
追随してきたのでした。その結果、毎年10数%以上の伸びを確保し続け、
事業の改革に成功したのでした。

経営者や管理者といったリーダーが変革を起こすためのポイントが
あるとすれば、それは

自ら決めたことをひたすら実現させようとする熱意とその行動

だと思います。私の先輩の言葉を借りれば「言行一致」そのものだと
思います。

たくさん伏せたところがありましたが、本当に藤原さんのお話には
経験に基づく多くの学びがありました。


ちなみに増収増益企業の時間の使い方には5-3-1の法則があるそうです。
その話はまたいずれ。  

Posted by 京都市中央倫理法人会 at 17:37会員の深いイイ話